第4回目を終えて
初めは、アンサンブルなんて簡単と思って始めましたが、思った以上に奥深く困難にも遭遇しました。
その度に、工夫をしてこの第4回(2018.6.24)を迎えました。
ソロと違って、皆で息を合わせなくてはなりません。うまくいったり、ミスしたり、いつもは間違えないでできているのに思いもよらないミス、がっかりしたり、うれしくなったり、でも後悔している暇はありません。次から次にプログラムは進みます。合奏も含めれば、ひとり何回も出番がありますから、ぼーっとしている暇はありません。
スリル満点の本番を通して、みんな生き生きと演奏できたと思います。
今回は
今回力を入れたのは合わせの機会を増やすことでした。
去年の秋頃から、ぼちぼちアンサンブルの勉強会として、合わせの機会を設けました。これは自由参加でしたが、毎回好評で、皆さん力をつけられたと思います。
合わせの回数を増やしたことで、より難しい曲にもチャレンジできました。
今回、このコンサートで自信を持てた方も多かったようです。
今後の課題
普段一人で吹いていては、なかなか気がつかなかった自分の欠点も気がつくいい機会だと思います。
しっかり拍子をとって演奏すること、音があっても無くても数えることが大変重要ですし、テンポも早くなったり遅くなったりしないでキープする力も必要です。
リズム、アーティキュレーション、タンギング、音の長さ、そして音。
やっぱり音
一人だけ浮いてしまうような音ではいいハーモニーにはなりません。
やっぱり音が大切です。三重奏なら3人が同じ音質、音量で吹けることが理想です。
縦の線があってるだけでは意味がありません。
いいハーモニーには、いい音が必要です。
それには、日頃の鍛錬が大切です。
選曲と組み合わせ
いつも悩むのが選曲と組み合わせです。
最近は楽譜もたくさん出回っていますが、実はアンサンブルの楽譜は数多くはありません。
「できそうだ、楽しい、おもしろい」とひとりひとりが感じられる曲。
「これならアンサンブルになる」と想像できる組み合わせ。
これがなかなか難しいのです。
子供達
昨今の少子化の影響で、私の生徒さんも小学生は少ないのですが、小学生3人に「夢はひそかに」トリオを演奏してもらいました。
正式のメンバー3人で合わせたのは当日だけでしたが、1回、2回目からはぴったり。リハも本番もとってもいい演奏でした。
周りの大人達はそんな彼女らを羨望の眼差しで見ていました。
子供ってすごいです。
来年は
毎回盛り上がるアンサンブル発表会ですが、「初めてフルートのことをお話できる人と出会った」、「知り合いができた」など、みんな楽しそうでした。
来年はソロの発表会です。
2019.6.2 埼玉会館小ホールです。
いい発表会になるようがんばりましょう。
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