フルートアンサンブル“えむ”第11回定期演奏会 報告

フルート
チャップリンのモダンタイムズ・セレクション

2025年11月9日(日)14時開演 inさいたま市文化センター

フルートアンサンブル“えむ”の第11回定期コンサートが無事に終わりました。

今回もたくさんのお客様にお越しいただき、あたたかい拍手に包まれて演奏することができました。
アマチュアながらも、みんなで力を合わせて丁寧に音を重ね、心を込めた演奏をお届けできたと思います。

聴きに来てくださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また次のステージに向けて、少しずつ準備を始めていきたいと思います。

プログラムの中でも、「朝ドラ・テーマ音楽メドレー」は懐かしさと笑顔に包まれ、
そして最後の合奏「チャップリンのモダン・タイムス・セレクション」は大変好評で、
会場の空気がひとつになったように感じました。

プログラムご紹介


今年の目玉は、合奏「チャップリンのモダン・タイムス・セレクション」とフルート3本とピアノによる「朝ドラ・テーマ音楽メドレー」
いずれも、湯本洋司先生による編曲です。

合奏曲 チャップリンのモダン・タイムス・セレクション」

湯本洋司先生の編曲と指揮、松島雪子先生のピアノによる全員合奏でお届けしました。
チャップリンは俳優・監督としてだけでなく、音楽家としても数多くの名曲を残しました。
1936年公開の映画『モダン・タイムス』は、機械化と不況の時代に生きる人間の姿を描いたサイレント映画です。大量生産の工場で働く“チャーリー”は、ベルトコンベアのスピードに追われ、ついに心を病んでしまいます。職を失い、さまざまな職場を転々とする中で、家族を亡くした少女と出会い、二人は貧しさの中でも希望を見いだしながら生きていきます。社会の歯車として翻弄される人間の哀しみを、チャップリンらしいユーモアと温かさで描いた、不朽の名作です。ユーモアと哀愁が交錯するチャップリンの世界をお楽しみいただきました。

「朝ドラ・テーマ音楽メドレー」フルート3本とピアノ

第1曲目


まずは、「おしん」のテーマ曲、ちりとてちんの主題歌「あの素晴らしき歳月に」、カムカムエヴリバディの主題歌「アルデバラン」── 心に残る昭和・平成の名作をめぐる作品です。

第2曲目


あぐりの主題歌「素晴らしき日々へ」、あまちゃんのオープニングテーマ、らんまんの主題歌「愛の花」── 時代とともに変わる“朝の顔”を、軽やかに彩ります。

第3曲目


あすか主題歌「風笛」、あさが来たの主題歌「365日の紙飛行機」、虎に翼の主題歌「さよーならまたいつか」── 新しい一日への希望を込めてお届けします。

小編成


羊は安らかに草を食み / バッハ 
ギリシャの喜遊曲 / ゴーベール  
 協奏曲 イ短調より グラーヴェ プレスト / テレマン
フルート・ドルチェ / 伊藤康英
糸/中島みゆき
イタリア組曲より フィレンツェ ナポリ / デホルト 
金髪のジェニー / フォスター  
アメージング グレース / イギリス民謡  
情熱大陸/葉加瀬太郎   
ナランハダ/プルースト 

アンコール曲

チャップリン作曲「テリーのテーマ」
シュトラウス作曲「雷鳴と稲妻」

ご来場ありがとうございました。

フルートアンサンブル“えむ”では、メンバーを募集しております。
アンサンブルの経験のない方にも参加していただけるように、特別なプログラムもご用意しております。ご興味のある方はぜひお問合せください。

https://em.yumoto.org/