アンサンブル”えむ”準優勝
第20回ヤマノ アマチュア フルートアンサンブルコンテストで、大編成の部、準優勝をいただきました。
今回は去年に続いて2度目の出場での受賞となりました。
メンバーの皆様おめでとうございます。
私は客席から聞いていて、大変よい演奏だと思いました。
練習での成果が十分に出ていました。
自由曲は、いつも”えむ”に曲を提供してくれるフルーティスト湯本洋司先生が赤毛のアンを題材に作曲した
「グリーンゲイブルズ組曲」より第2曲「大嵐のち虹」と第3曲「恋人の小径」を演奏しました。
演奏をした後、審査員の𡈽方逸郎先生からコメントがありました。
まず、作品が素敵だと褒めてくれました。
去年よりも、一人ひとりの演奏技術が高まったと評価くださいました。
最後に、「後、何楽章あるんですか? 残りの楽章も聞かせてください。」
そして素敵ですね、、と、とても褒めてくれました。
去年と比較して、
今年は課題曲に力を入れました。
課題曲は、バルトーク作曲 「チーク県の3つのハンガリー民謡」
去年に比べると、変拍子で複雑で難しい曲です。
去年はブルグミュラー作曲「貴婦人の乗馬」でしたが、実はあまり練習していませんでした。
自由曲にかかりきりでしたから。
それで、大反省でして、今年は課題曲に力を入れました。
それから、普段から音程には気を使っています。
普段の練習でも、音程が合っていない場合はどんどん指摘しています。
そしもう一つ、今年の2月のコンサートが終わってから、午後も自主練習するようになり練習量が増えました。
そんなことも、功を奏したのでしょうか?
“えむ”は進化しています。
課題曲:バルトーク作曲 「チーク県の3つのハンガリー民謡」
この課題曲は審査員の𡈽方逸郎先生が編曲なさいました。
バルトークが民謡をピアノ曲にしたものが原曲でしょうか?
ユーチューブにもアップされていましたが、演奏は楽譜どおりではありません。
メンバーは面食らっていましたが、私はまず、楽譜どおりに演奏すること要求しました。
ユーチューブを真似などしても仕方ありません。
まず、楽譜です。楽譜どおり吹いて皆で合わせることが重要です。
その上で曲想を感じながら歌いこんでいきました。
「グリーンゲイブルズ組曲」より第2曲「大嵐のち虹」第3曲「恋人の小径」
去年のコンテストでは、この「グリーンゲイブルズ組曲」の第1曲「アンシャーリー」第4曲「夕べの祈り」を演奏しました。
今年は、同じく「グリーンゲイブルズ組曲」より第2曲「大嵐のち虹」と第3曲「恋人の小径」を演奏しました。
審査員の𡈽方逸郎先生からは「恋人の小径」は、わりと熱かったですね。若い恋人達ですか?うらやましいですね。などとコメントをいただき、各席からは受けていましたが、確かに先生がおっしゃるようにもっと穏やかな演奏もいいかもしれません。
「オリジナリティ賞」
そして、今回、大編成の部、「準優勝」とあわせて「オリジナリティ賞」をいただきました。
大編成というのは、アルトフルート、バスフルートを加えた編成が一般的です。
今回は、さらにコントラバスフルートを使用している団体もありました。
しかし、”えむ”では、普通のコンサートフルートだけの編成で演奏しています。
そして、専属の湯本洋司先生の作品を演奏するという、その両者が受賞理由だと思います。
昨日は、メンバーの皆様から感謝のメールをいただきました。
でも、私の方こそ、このようにりっぱな演奏をしてくださいまして、本当にうれしいかったです。
ありがとうございました。
これからも、演奏して楽しい、聞いて素敵なフルートのアンサンブルを目指してがんばっていきましょう。
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