第18回発表会inさいたま市文化センター

フルート
合奏

2024年6月29日

先日、さいたま市文化センターにて今年の発表会を開催しました。今年はソロの演奏会となり、20名の生徒が参加しました。毎年、ソロとアンサンブルを交互に行っており、昨年は一部、アンサンブルでしたが、今年は個々の技術を披露するソロの演奏を楽しみました。

また、今年は特別なプログラムとして、コロナ禍でしばらくできなかった合奏を再開しました。洋司先生の編曲と指揮のもと、みんなで「HERO」2016年リオ五輪テーマ音楽)を演奏し、一体感を感じられる素晴らしい瞬間となりました。

さらに、今年は懇親会も行い、参加者同士で親睦を深めることができました。演奏だけでなく、交流の場としても非常に有意義な時間を過ごしました。

全員が一生懸命に取り組み、素晴らしい演奏を披露してくれました。この経験が皆さんのさらなる成長につながることを期待しています。

プログラム

花のワルツ / チャイコフスキー・ジュ•トゥ・ヴ / サティー・「ノルマ」より 清らかな女神 / ベッリーニ・シシリエンヌ/フォーレ・いのちの歌 / 村松崇継・ノクターン OP.9-2 / ショパン・タイスの瞑想曲 / マスネ・3つのロマンスより 第1楽章 / シューマン・Berceuse子守歌 / ゴーベール・子守歌 / フォーレ・アラベスク / ドビュッシー・天使のセレナーデ/ブラーガ・アンダンテ K315 / モーツァルト・アリア / ボッザ・マドリガル / ゴーベール・アルビノーニのアダージョ / ジャゾット・ニュー・シネマ・パラダイス / E.モリコーネ & A.モリコーネ・タンゴの歴史より酒場1900,ナイトクラブ1960 /ピアソラ・アイルランドにて /ハーティ・組曲/ヴィドール1.3楽章 ・「ミニヨン」によるグランド・ファンタジー/ タファネル・組曲 / ブルクハルト

雑感

「がんばっていれば、本番は練習どおりできる」「普段どおり吹けば大丈夫」を信条として、自分自身にも生徒のみなさんにも伝えながら、演奏と指導に取り組んでいます。しかし、フルートという楽器は厄介なものです。昨日は調子が良かったのに今日はうまくいかない、突然鳴らなくなるといったことも多く、まるでフルートには「機嫌」があるかのように感じる方や、過去に経験した方も少なくないでしょう。

今回の発表会では、皆さん立派な演奏を披露してくれました。しかし、20人もいれば当然のことですが、「今日は機嫌が悪いの?」という場面に遭遇し、大いに心配しましたし、冷や汗もかきました。舞台の上では助けることもできず、ただ見守るしかありませんでした。緊張も原因の一つかもしれませんが、すべてを緊張のせいにするのもどうかと思います。

どうしたらもっと楽に演奏できるのか? どうしたらミスを防げるのか? もっと適切な指導があるのではないか?

と、大いに反省しました。

来年の発表会は、2025年6月7日(土) 大宮レイボック 小ホール
ベラノッテ・フルートアンサンブルも出演予定です。