クロイツェルソナタ
「クロイツェルソナタ」とはベートーヴェン作曲のヴァイオリンソナタ第9番の通称です。数あるベートーヴェン作曲のヴァイオリンソナタの中でも抜群の知名度です。
この曲はヴァイオリニストのクロイツェルに捧げられました。
クロイツェル氏が、今でもヴァイオリニストにとって重要なエチュードとなっている「ヴァイオリンのためのクロイツェルエチュード」を作りました。
今回ご紹介する「クロイツェル・フルートエチュード」は、このヴァイオリンのエチュードを、ドイツのフルーティストであるパウル•マイゼン氏が編集したものです。
パウルマイゼン氏は1996年から2002年まで芸大で客員教授を務めていました。
クロイツェル・フルートエチュード
ヴァイオリンの練習曲として大変有名ですが、フルートにとっても大変勉強になります。
マイゼン氏は、曲ごとに小さなコメントを記していますが、特に姿勢や呼吸のことに言及しているところがとても共感します。そしてあらためて気付かされます。
そして、いろいろなテクニックを課題としているのですが、私が特に気に入った課題はトリルです。
トリルは嫌いな人は多いと思いますが私も苦手でした。
いまでも好きではありませんが、私はこのエチュードのおかげでずいぶんと助けられました。
フルートでテクニックをつけたいと思う方はどうぞ挑戦してください。
*このエチュードは音楽大学に入学して高度な勉強をする段階にあるフルーティストを対象
「クロイツェルエチュード」の「はじめに」記
フルートで奏でる”ベートーヴェン作曲 ソナタ 第9番イ長調 op.47「クロイツェル」”
この度、このクロイツェルソナタを湯本洋司氏はフルートで演奏しCDに収めました。
その記事はこちらです。
湯本洋司のソロCD第2弾!
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